建物の防水機能に必要な水密性と気密性が問われるシーリング防水と相場価格

建物の外壁の雨漏り対策においてもとても大切な要素である言っても過言ではないシーリング工事は、温度や湿度の変化によって外壁材に生じる伸縮の動きによる部材同士の衝突や著しい動きを逃すために設けられたタテヨコの隙間部分に設置された目地に施工します。

その為シーリング材の施工部分は建物のすき間に設けられている場合が多く、水が入り込まない水密性と気密性が損なわれないように維持することが外壁の防水性能の維持につながります。このページでは適材適所にあったシーリング材と相場価格を理解するために工の程の流れを説明いきます。

1.外壁防水の主役であるシーリング工事の価格・相場

外壁の防水シーリング材として広く使用されているウレタンや変性シリコーンシーリングは、目地部分からの水の侵入を防いでいると共に建物の動きに対しても追従しています。しかしシーリング性能が持っている追従性能は材質の弾力性になりますが、その弾力性は月日の経過とともに低下し硬い物質になっていきます。

このシーリング材の変化を経年劣化と言われますが、その経過が進んだ傷んだシーリング材は、ヒビが発生したり剥離が起きたりした状態では防水機能がきちんと働かず室内のシミの発生など漏水につながる事があります。そのため一見問題がなさそうな状態であっても耐用年数が過ぎたシーリング防水は一度撤去して再度施工するなどのメンテナンス工事は必要になります。相場価格を理解し適切な工事を依頼する為にもここで工程の流れを確認しておきましょう。


2.外壁漏水のキーポイントであるシーリング防水の価格・相場

新築時に新規に設置したシーリング材も5年を過ぎたあたりから劣化が始まると言われております。既存のシーリング材の傷み度合いや下地や材料の種類によって価格は変化します。その施工方法は今あるシーリング材の上に重ねる工法や一度全て撤去して新規にシーリングを行う工法がありますが一般的なシーリング工事のみの相場価格は1mあたり500〜1400円です。

しかしこの価格には下地処理や足場仮設費用が含まれておりません。シーリング工事を依頼する際に塗装工事や屋上の防水工事を依頼すると足場仮設費用が一度で済むのでコスト削減になります。ちなみに一般的な足場仮設費用は1平米あたり700〜900円が相場価格です。



一般住宅 シーリング防水 相場
状況 外壁面積 相場
20坪の住宅 80㎡ 40,000円 72,000円
30坪の住宅 120㎡ 60,000円 108,000円
40坪の住宅 160㎡ 80,000円 144,000円
50坪の住宅 200㎡ 100,000円 180,000円


マンション シーリング防水 相場
状況 外壁面積 相場
3階建てマンション 780㎡ 390,000円 702,000円
4階建てマンション 1000㎡ 500,000円 900,000円
5階建てマンション 1300㎡ 650,000円 1,170,000円
6階建てマンション 1600㎡ 800,000円 1,440,000円


3.相場価格や適正なシーリング防水工事で大切なポイントと工事完了までの流れ

建物ある隙間を接着性のあるシーリング材で防水処理をしていきます。建物に常に紫外線や雨風の環境を考慮するとシーリング防水材の一般的な耐用年数は10年前後になると言われております。最小限のサイクルコストにするシーリング工事を依頼する為には工事をしっかりとした処理を行う必要が有り、それには各工程で大切な幾つかのポイントが有ります。ここで各工程におけるポイントを押さえておきましょう。

また外壁の防水で大切なシーリング防水で、サッシュや建物などとの接着性能は防水性能に直結しますので、検討の段階で各シーリング材と被着物との相性をメーカーカタログで確認しておく事も大切です。


3-1既存に設置されているシーリング材の撤去


事前に目地形状や被着物の材質を確認し、既存シーリング材の撤去を開始します。その際撤去したシーリング材が周囲に飛散する可能性があるような場合には養生を行います。


3-2目地部分の清掃


新規に設置するシーリング材がきちんと接着するように下地清掃を行い、目地周辺のカケやビビ割れが発生しているようであれば補修工事を実施します。 .7MPaの高圧を確認しながら作業します。


3-3接着材の役割のシーリング材を塗布


すでに水が侵入していて材質が湿っているようであればしっかりと乾燥時間を取り、乾燥確認後に必要に応じてシーリング施工面周辺の汚れを防止する為のマスキングテープを貼っていきます。

その後建物の目地の大きさに適した目地はけなどを使用して塗りムラのないように均一にプライマーを塗っていきます。


3-4 シーリング防水材の充填工程


プライマーのオープンタイムつまり乾燥時間を確認しシーリンング材を充填していきますが、1液性のシーリング材の場合はすぐに施工が可能ですが、広い面積での施工に適した2液性のシーリング材は現場のゴミや埃が入らない場所で撹拌を行います。

空気が入り込まないようにシーリング材を目地の底から充填不足にならないように圧をかけながら連続的に設置していきます。この作業は経験値を必要とし高い施工技術が必要になります。


3-5 充填したシーリング材の仕上げ工程


目地に設置を行なったシーリング材は使用可能時間内に、専用の仕上げ用のヘラを使用して表面が平滑になるように仕上げていきます。仕上げの美しさと防水性の両方が問われる工程でも有ります。


4. 各種シーリング防水材料の相場価格

補修を行う際に少量で施工を検討中の方におすすめのカードリッジタイプのシーリング防水材のご紹介です。手の届きやすい価格でありながら耐候性や弾力性に優れた2つのシーリング防水材。


4-1日東ポリマー水性ウレタン系外壁専科

施工後の汚れの発生を抑え、乾燥硬化後は弾性があるシーリング材で漏水の発生を抑える外壁専科。1箱に500gが10本入ったチューブ型の参考相場価格は9200円、330mlが10本入ったカートリッジタイプが参考相場価格9,900円です。


4-2耐候性に優れた変成シリコーンシール セメダイン

露出状態でも耐候性と耐久性にとても優れた変性シリコーンシーリング防水材です。外壁の目地など色々な用途に対応が可能なオールラウンドタイプのシーリング材です。1本が330mlタイプの参考相場価格は600円です。


5.外壁のシーリング防水の価格・相場のまとめ

外壁のシーリング工事は正しい知識を持って行わないと施工後の剥がれなどの不具合につながる事があります。その為シーリング工事は高い専門知識が必要となりますが、その丁寧に専門の職方さんによって施工されたシーリング材も3~5年を過ぎたあたりから劣化が始まると言われ、約10年に一回は全体的なシーリングのメンテナンス工事が必要になります。

そのシーリングだけのメンテナンス工事でも足場が必要になりますので、外壁防水や塗装と一緒に行うと足場費用が一度で済みますのでコスト削減効率が良い方法です。また外壁面からの雨の侵入があった場合にはまずは目地のシーリング防水部分にヒビが入っていないかどうかなどの劣化状況の確認をしましょう。そういった小面積のシーリング1本で済む補修工事から防水コネクトは承っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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