駐車場にも使用されるFRP防水について5項目で解説

耐水性に優れていることから、複合工法により大型商業施設の駐車場の防水にも使用されているFRPは、防水材としても屋上やバルコニーでも施工されています。ここでFRP防水の5つの基本を押さえて防水工事の検討に役立てましょう。

1.屋上だけではなく浴槽にも使用されるFRP防水について知る

屋上の防水にも使用されるFRPは、プラスチックを繊維で補強した繊維強化プラスチックと呼ばれ、軽いわりに強度が有ります。また水や薬品に対して強さを持つポリエステル樹脂とガラス繊維の組み合わせにより浴槽など室内の水回りや、プールなどにも使用されています。

この屋上における防水材の中でも、軽量でありながらも強度があり、その他にも耐薬品性に優れるなど個性的な性能を持つFRP防水を屋上で使用した場合、他の防水工法にないFRP防水にするメリットが有ります。





2.屋上におけるFRP防水の工法

屋上において施工されるFRP系防水は、ポリエステル樹脂を塗っていき、繊維強化プラスチックを形成してきます。下地への接着が強くさらに人の歩行が可能な硬さを発揮するそのFRP防水にはどんな特徴があるのでしょうか。

その施工方法は、はじめにポリエステル樹脂を塗布し、その上にガラスマットを貼り付けていきます。そこに防水用ポリエステル樹脂を染み込ませていき硬化させていきます。その後必要量のポリエステル樹脂を塗布していき最終的にFRP系防水層を形成する工法です。



特徴


水や薬品に対して強さを持つポリエステル樹脂とガラス繊維の組み合わせにより耐水性が有りながら、耐薬品性に優れ軽量で有りながら、非常に硬い強度なFRP系防水層が形成でき、また施工中のポリエステル樹脂の硬化が早いことから効率的に施工できる特徴が有ります。



どんな時に使う工法なのか


軽量で有りながら強強度なFRP防水は、その軽さを活かした木造などの荷重負担をかけたくない屋上、さらにはその強度のおかげで防水層の上を直接歩行できるので洗濯物などを行いたい屋上に有効な工法です。

また防水層の仕上げが、多くの色の中から選択可能なので仕上げ色にこだわる人にもオススメです。



3.屋上シート防水のメリット・デメリット

下地への接着が良く、軽量で有りながら出入りの多い屋上に適し、仕上げ色も豊富で広く使用させているFRP防水は他の防水工法と何が違うのでしょうか。以下のメリット・デメリットを比較して、屋上のFRP防水の検討を行いましょう。



メリット


・施工中のポリエステル樹脂の硬化が早いので工期が短い。
・洗濯などの人の出入りの多い屋上に向いている。
・補強した繊維強化プラスチックので、強度な防水層が形成できる。
・多くの色の中から仕上げ色が選択可能。
・軽量なので、木造の屋上に適している。
・耐薬品性、耐水水性に優れているので、屋上緑化にも対応が可能。



デメリット


・下地への接着が強く硬いFRP防水層で有り、その反面地震などで下地に動きが発生した時にその動きに追従できないのでヒビが発生しやすい。
・FRP防水施工面の排水設備や、立ち上がり部の補強ができるしっかりとした施工が可能な防水業者に依頼する必要がある。
・施工中に、FRP特有の匂いや、特殊なガスが発生するため事前に周辺住民に知らせないと
・トラブルの原因になるので注意が必要。
・硬い防水層で劣化した場合に伸縮性がないため割れが発生しやすく、定期的にトップコートを塗る必要がある。
・屋上におけるFRP防水は、ウレタン防水やシート防水に比べるとコストが高い。


4.屋上FRP防水の耐用年数は8~10年!

その軽さのわりに非常に硬い防水層が形成でき近年注目される防水工事の1つではありますが、耐久性はあるが耐用年数は以外と持たず屋上FRP防水の耐用年数は8〜10年です。

定期的にトップコートを塗る事で、防水層の劣化を遅らすことに期待できますが、一度FRP防水層が劣化をするとヒビや割れの発生や、場合によってはガラス繊維の飛散もあり、その箇所から漏水につながるので注意が必要です。



5.屋上FRP防水のまとめ

軽量なことから一部の木造などの屋上には有効なものの、一般住宅の屋上よりかは、緑化やプールなどの利用が見込まれる施設の屋上に向いている工法です。

一般住宅の屋上でのFRP防水の施工や、これからの防水工事でFRP防水を選択する必要がある場合には、必ずFRP防水でなければいけないのかを業者さんに確認しましょう。防水コネクトではそのFRP防水が適正なのかも無料で相談のれますのでご連絡ください。

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