最短20秒で一括見積依頼!
実績のある地元の優良業者を
ご紹介いたします。
ここではパラペットの継ぎ目の劣化による雨漏りについて解説します。以下の5つのポイントのうち1つでも心当たりのある方は要チェックです!
チェックポイント
・パラペットのことをあまり知らない
・注文住宅によく見かける平らな屋根の家に住んでいる
・通りから屋根が見えないように外壁を立ち上げている
・今まで防水工事をしたことがない
・屋上からの雨漏りを防ぐ補修工事について知りたい
パラペットとは、建物の屋上などの周囲に立ち上げられた低い壁のことです。マンションやデザイナーズハウスのような平らな屋根の建物に多く見られます。
雨漏りのリスクが高い箇所といえば、雨が直接当たり流れるところ、かつ素材と素材の継ぎ目ですが、パラペットはまさにこれに該当します。特に南面は要注意です。
そもそもパラペットは何のためにあるのでしょうか? まずはこの点から解説しましょう。
平らな屋根の建物において、パラペットは屋上で受け止めた雨水をせきとめるための止水壁です。雨水が外壁に流れるのをブロックして外壁の負担を軽減してくれます。
また一般的な傾斜屋根においては、店舗などで看板を設置するための壁として用いられるケースもあります。ほかにも転落を防止したり、屋根を隠して建物の美観を高めたりと、パラペットの利点はさまざまです。ではなぜ、パラペットから雨漏りしてしまうのでしょうか。
パラペットは外壁から立ち上げるため、どうしても屋上の防水層とのあいだに継ぎ目が生まれます。この継ぎ目の部分はシーリングや金具によって密着させていますが、屋上にたまった雨水にさらされているために劣化しやすく、隙間ができると簡単に浸水してしまいます。
ここで補修工事をしなければ被害の拡大はとまりません。パラペット内部の防水シートが傷んでしまい、雨水は屋根材の裏や柱などにしみ込み構造体を腐朽させます。建物自体の耐久性の低下は避けられません。
パラペットの修理工事は雨漏りの被害の程度に合わせて下記の3つが考えられます。
雨漏りの原因となった浸水箇所を修復するものです。二次被害がなければ、パラペットと屋上の防水層との隙間をシーリングで補修して工事は完了します。
雨漏りの原因となった浸水箇所を修復するものです。二次被害がなければ、パラペットと屋上の防水層との隙間をシーリングで補修して工事は完了します。
傾斜屋根には、パラペットと屋上の防水層とのあいだに金属製の雨樋を施工しているものがあります。落ち葉などのアルカリの影響で錆びることがあり、その場合は取り替えが必要です。
この雨樋の素材はトタンがよく使われていますが、耐久性やメンテナンス性を考慮するとガルバリウム鋼板などの新しい素材がオススメです。
パラペットは屋根のなかでも雨漏りのリスクが高い危険箇所です。このパラペットと屋上の防水層との継ぎ目は水や汚れにより劣化しやすく、浸水のリスクがきわめて高いといえます。
とくに屋上の南面はパラペットの影となり表面に日射が当たりにくいため、高湿気のまま水はけが悪い状況がつづき、劣化や浸水による腐朽被害が拡がりやすいので注意しましょう。
補修工事は、防水シートの張り替えまでいくと屋根材をすべて剥がすなど大掛かりなものになりますが、シーリング処理なら比較的に安価です。メンテナンスの際、パラペットの継ぎ目に亀裂はないか業者に確認してみるとよいでしょう。
複数業者に相見積りで
失敗しない防水工事を!
最短20秒で一括見積依頼!
実績のある地元の優良業者を
ご紹介いたします。