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ここでは、屋上の防水層の剥がれによる雨漏りについて解説します。以下の5つのポイントのうち1つでも心当たりのある方は要チェックです!
チェックポイント
・屋上の防水層(ウレタン防水、アスファルト防水など)のことをあまり知らない
・デザイナーズハウスなどの平らな屋根の建物に住んでいる
・アパートやマンションなどの不動産を所有している
・屋上の点検を3ヶ月以上していない
・屋上の防水工事をしてから5年以上が過ぎている
雨漏りにつながる防水層の劣化と防水工事のポイント目次
アパートやマンションなどの平らな屋根の建物には、屋上にかならず防水層が施工されています。この防水層は、屋上にたまった雨水が建物内に浸水するのを防ぐものです。雨水にさらされている部分なのでもちろん補修工事は必要ですが、きちんと説明していない業者が多いようです。
そもそも防水層は、建物の寿命に合わせて補修工事を繰り返すことを前提にしています。きちんと性能を維持したまま防水層を長持ちさせるためも、その劣化と雨漏りの原因を把握しておくことが大切です。
防水層とは、建物内に雨水が侵入するのをブロックするためのものです。さまざまな施工法がありますが、ウレタンなどの液状の防水材料を塗るもの(塗膜防水)、塩化ビニールなどのシートを張るもの(シート防水)、液状とシート状のアスファルトを組合せたもの(アスファルト防水)の3つがあります。
屋上の下地の状態などの条件を考慮して、適正のあるものが選択されます。いずれも耐久年数はおよそ10年ですが、これはよく勘違いされるように「10年間は雨漏りの心配がない」ということではありません。
そもそも耐久年数とは、適切な補修工事の実施を前提とした目安なので、メンテナンスもなにもしていなければ劣化が早まり、気づいたときには雨漏りというケースは少なくないのです。
たとえば、塗膜防水は紫外線をブロックするトップコートの塗り替えが不可欠ですが、このメンテナンスを怠ると内部の防水層にヒビ割れが生じることがあります。屋上は雨水をためているので大量の雨水が浸水し、対応が遅れてしまえば天井や壁などの構造体の腐朽は避けられません。
繰り返しになりますが、大切なのは適切な補修工事です。下記の①~③の表には、塗膜防水、シート防水、アスファルト防水、それぞれの概要とともに必要な補修工事の内容をまとめています。
補修工事自体は比較的に安価ですが、雨漏りの被害が拡大するごとに費用がかさんでしまうため、耐久年数には達していなくても「劣化」に該当するものが見つかったときには早急に対応しましょう。
材 料 | 液体ウレタン/液体ガラス繊維強化プラスチック(FRP) |
---|---|
特 徴 | 複雑な下地の形状にも対応できる継ぎ目のない防水層 |
劣 化 | 紫外線による劣化(ひび割れ)など |
補 修 | トップコートの塗り替え |
塗替え | 既存の防水層を剥がし、下地処理のうえ新しい防水層を施工する。既存の防水層の劣化が軽度の場合はその上に新規の防水層をかぶせる。 |
材 料 | 塩化ビニール/合成ゴム |
---|---|
特 徴 | 耐候性・伸縮性にすぐれた防水層 |
劣 化 | 飛来物による破断など |
補 修 | 専用の接着剤で補修 |
塗替え | 既存の防水層を剥がし、下地処理のうえ新しい防水層を施工する。また既存の防水層の劣化が軽度の場合はその上に新規の防水層をかぶせる。 |
材 料 | 溶解アスファルト・シート状アスファルト |
---|---|
特 徴 | 水密性・耐久性にすぐれた防水層 |
劣 化 | 気温・湿度変化による膨張と伸縮、ヒビ割れなど |
補 修 | 新しい防水層をかぶせる |
塗替え | 既存の防水層を剥がし、下地処理のうえ新しい防水層を施工する。 |
アパートやマンションなどに施工されている「屋上の防水層」は、建物内への雨水の浸水をブロックする重要な役割を果たしています。さらに大切なポイントといえば、建物の寿命に合わせて補修工事を繰り返す必要があることです。
ウレタン防水、アスファルト防水など施工法によって耐久年数は異なりますが、いずれの工法でも劣化のサインが見つかったときには早急に補修工事を実施しましょう。既存の防水層を生かすことで屋上の防水層にかかるトータルコストを抑えることができます。
メンテナンスのときなどに、屋上の防水層に劣化はみられないか業者に確認してみるとよいでしょう。
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