屋上ウレタン防水の工事価格を知る為にも押さえておきたい2つの防水工法の清掃から完了までの工事の全体像

工事完了から数年でウレタン防水の施工部からめくれや亀裂が発生することがあります。その原因は施工時の規定塗膜厚不足等が考えられます。

このようなトラブルに回避し適切な価格で工事を依頼する為にもウレタン防水工事の全体像を把握するが工事の検討時にとても役に立ちます。

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1.屋上におけるウレタン防水の工法と相場価格について

一般的に使用されている2液性のウレタン防水材は、各現場にて撹拌してウレタン材料を塗布して行きます。始めに、防水層の凹凸が発生して仕上がりに支障がきたさないように清掃を行い、プライマーと呼ばれる接着材の塗布を行い下地処理が完了します。所用時間経過後にプライマー材料の乾燥確認し本格的にウレタン防水工事に入って行きます。

物置やエアコンの室外機などが有り施工前に整理が必要なベランダなどに比べ、屋上は比較に作業スペースが有りソーラーパネルなどの防水作業に際して支障をきたす建設設備がなければ一般的な工事価格の相場範囲内で施工が可能です。

但し、既存の防水がウレタン以外の防水で施工されている場合には、別途に下地処理費用が発生することがあるので、まずは建物の屋上がウレタン防水材料で施工してあるかどうかの確認を行いましょう。防水層を触ってみて適度な弾力がありツルッとした仕上がりであればウレタン防水です。硬いようであればFRP防水の可能性が有り、防水材同士の継ぎ目がみえるようであればシート防水の可能性があります。


2.屋上におけるウレタン防水工事の標準的な価格

陸屋根の屋上等で使用されているウレタン防水は、保護層が劣化して無くなってしまっていると劣化進行が早まる傾向にあります。またベランダやバルコニーなどと比較すると、一年を通じて直接的に太陽のエネルギーの影響を受けやすい屋上のウレタン防水は、紫外線による劣化が発生しやすい箇所でも有ります。

その紫外線の影響や、経年による劣化の度合いにより、下地処理にかかる費用や適した工法が変わってきます。既存の防水がウレタンで施工してある場合や、傷みがひどくない場合には密着工法で施工が可能で1平米あたりの工事価格は4,500円〜6,500円が標準的な工事価格の目安となります。一方今までの防水層がウレタン以外の場合や、下地の傷みがひどい場合には通気緩衝工法での対応になり1平米あたりの相場価格は5,500円〜7,000円が標準的な工事価格です。



屋上のウレタン防水相場
状況 広さ 相場
一般住宅の屋上 50㎡ 25,000円 25,000円
一般住宅のかなり広めの屋上 100㎡ 50,000円 50,000円
マンション1棟の屋上 200㎡ 900,000円 1,300,000円
団地タイプのマンションの屋上 300㎡ 1,350,000円 1,950,000円

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3. 屋上のウレタン防水の2つの工法と工事完了までの流れ

陸屋根の屋上におけるウレタン防水工法は、下地条件によって方法が異なります。ウレタン塗膜材料を全面的に塗って密着させる密着工法と、下地の影響を直接的に防水層に与えないようにする通気シートを設置しながら施工を行う通気緩衝工法があります。

屋上の防水においては傷み度合いなどの下地条件に適したウレタン工法を選定し、適切な工程で工事が行うことが防水機能の維持と適切な価格で工事を行う上でとても大切なポイントになります。ここで屋上におけるウレタン防水の工事全体の流れえを押さえてウレタン防水の検討に役立てましょう。


3-1屋上ウレタン防水の通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)

真夏には厳しい日差しに照らされる一方真冬には霜や雪の下になるなど一年間を通じて温度差による動きが発生し、その影響を受けている屋上の防水は年月の経過と共に劣化し亀裂や膨れなどの症状が発生することがあります。しかしそのような劣化が進んだ下地状況であっても、その影響を極力受けないように通気緩衝シートを貼る工法がウレタン通気緩衝工法防水です。

下地のクラックや、湿気などの影響を最低限に抑えることが可能な通気緩衝工法とは、全面に接着を行う密着工法とどんな点が異なるのでしょうか。通気緩衝工法の流れを抑えて防水工事の検討に役立てましょう。


1-1防水層の基礎となる下地処理


美しいウレタン防水層の仕上がりを作る上でとても大切になるのが、意外にも下地の清掃です。しっかりとゴミの除去やケレン処理の下地の清掃を行うことで施工時に液体状のウレタンゴムの塗膜も滑らかに仕上げることができます。


1-2下地との接着性を向上させるウレタン防水専用プライマー塗布


しっかりと清掃を行った後に、下地に新設するウレタン防水が接着するようにウレタン防水専用のプライマーと塗布していきます。


1-3通気緩衝シートを平面全体に隙間が発生しないように貼り付けを行う


通気緩衝工法において要の作業にあたる通気緩衝シートをシート間に隙間が発生しないように貼り付けを行っていきます。


1-4通気緩衝シートが接する箇所から水が漏れないようにテープで処理する


シート接合からめくり上がりや穴などによって水が侵入していかないように念入りにテープにて継ぎ目を処理して行きます。


1-5湿気を逃す脱気筒を設置する


下地から発生する湿気によりウレタン防水層に膨れが発生しないように脱気筒を倒れないように固定しながら設置します。


1-6パラペットなどの立ち上がり部分にウレタン防水材を塗布し、補強クロスを貼り付け、さらにその上からウレタン防水材を塗布する


陸屋根の端部になるパラペットの垂直な部分にもウレタン防水材を塗布し、補強のクロスを貼り、そのクロスの繊維が隠れるまで厚みを確保しながらウレタン防水を塗って行きます。


1-7平場にウレタン塗料が均一の厚みになるように塗布する


ウレタン防水の特性である下地に対する動きに追従できる弾性性能を発揮できるように所定の厚みを全面に均一に塗って行きます。


1-8一度塗りが乾燥後、さらに全体的にウレタン防水材を均一塗布する


一度塗りでは処理しきれなかった下地の悪い部分や、材料が均一に塗るのが難しかった部分にもしっかりと厚みが確保できるように全面にもう一度防水材をコテやローラーを使って塗って行きます。


1-9トップコートを塗って屋上におけるウレタン通気緩衝工法防水は完成


防水層の硬化状況の確認を行いながら、露出する部分にトップコートを塗布し通気緩衝工法は完了です。

3-2.屋上ウレタン防水の密着工法(みっちゃくこうほう)

下地の条件が良ければ、継ぎ目の発生しないシームレスな防水で仕上がりも美しく且つ防水層に伸縮性もあり水密性があるウレタン防水密着工法防水はおすすめ工法の1つです。

防水に下地になるが乾燥状態などの条件が良ければウレタン防水特有の追従性が活かせるウレタン防水密着工法は、清掃から始まりトップコートを塗って完了します。ここで各工程を詳しく見て行きましょう。


2-1パラペットの目地のシーリング充填と下地処理


陸屋根の端部にあたるパラペットには、外壁の目地が設けられている事があります。その部分のシーリング処理をウレタン防水工事前にのちの漏水にならないようにしっかりと充填して行います。


2-2防水の密着性を向上させるプライマーの塗布


下地に新規に塗っていくウレタン防水材がしっかりと接着するように専用のウレタン防水プライマーと塗布していきます。


2-3ウレタン防水材をローラーや、コテを使って均一に塗布し、さらに補強布を設置しもう一度ウレタン防水材をまんべんなく塗布する


一般的に下塗りや一度塗りと言われるウレタン防水の塗布、補強クロスの貼り付けその後のウレタン防水材の再塗布までの工程を行います。


2-4塗りが乾燥後もう一度ウレタン防水剤を塗布する


下塗りウレタン材の硬化確認が行えたら、もう一度全体の確認を行いながら上塗りを行うます。この時下塗りの不具合があるようなら補修を行います。


2-4トップコートを塗布して完成


上塗りの乾燥を確認してトップコートを塗り残しがないように塗布して完了になります。

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4.屋上のウレタン防水の検討時に参考にしたい防水工事で使われる材料のご紹介

ウレタン防水は年々改良が進められ近年では環境配慮型の物や、材料を混ぜる際のミスが無い1液タイプの材料が登場してきました。ここでおすすめの防水材料を紹介いたします。


4-1環境に配慮した防水メーカー 竹林化学工業タケシール

環境に配慮した防水材に製造に早くから取り組み、施工性の良い一液性の環境対応型のウレタン防水材から、遮熱効果のあるトップコートまで幅広い防水材料を扱っています。


4-2水性型のアクリル系防水材アトミクスアトレーヌ

コンクリート下地を始め、既存がシート防水やウレタン防水にも対応が可能な工事期間短縮が望める水性系の防水材です。


5.屋上におけるウレタン防水の工事価格

年間を通して厳しい環境にある屋上の防水は、メンテナンスのタイミングが遅れ劣化が進み剥がれやめくれが発生した状態では漏水の発生リスクが非常に高く、水が室内に侵入し室内クロスの張替えが必要になるなど手遅れになってしまうことがあります。

未然このような漏水を防ぐ為にも、こまめに屋上の点検をしましょう。ウレタン防水の塗り直しの目安は約10年に一回となります。ウレタン防水の耐用年数である10年以上の塗る直しをしていない場合には、一度防水コネクトにお問い合わせください。無料での見積や、メンテナンス点検も承ります。

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