屋根防水業者を選ぶ前に知っておきたい基礎知識

材料の改良が年々進み施工中におけるミスが少なくなるようになってきていますが、防水工事は現場にて作業を行う為その製品の品質は防水業者に左右されます。

その為工程に抜けの無い価格で工事を依頼する為にも防水業者の選び方はとても大切になります。このページで各種業者の特徴と防水業者の選び方のポイントを押さえて行きましょう。

防水工事の提案や見積書を提出する業者は防水の専門業者のみではありません。新築時から管理を行うハウスメーカーから塗装をメインとする業者まで様々です。ここで防水工事が行える業者の種類を確認しておきましょう。

防水を専門とする業者の特徴

屋上やベランダなど外部に関わる防水工事から、お風呂やトイレなど室内に関わる工事まで幅広く工事を行い、様々な防水工事で対応が可能なのが防水を専門とする業者の特徴になります。

新築からメンテナンス工事まで行うハウスメーカーの特徴

新築工事から建物の管理を行い工事後も建物の定期診断を行い定期的に設備の保守提案にきます。建物全体を管理してくれる反面防水工事見積り金額は割高になる傾向があります。

塗装をメインとする塗装店の特徴

塗装工事をメインとしている為塗装と工程が似ている塗膜系のウレタン防水で対応できる塗装店が多く、塗装業界は見積もりの競争が激しいので、価格がリーズナブルな防水工事を依頼することも可能です。

しかし防水工事をメインとしてない業者も多く見積書の確認の際に各種項目をチェックする必要があります。

メンテナンスや補修を専門とするリフォーム業者の特徴

建物外部の防水工事のみではなく室内の家具や水回りの施設まで幅広く対応ができるのが特徴です。

リフォームの際に防水工事だけはなく室内も並行して綺麗にしたいなど様々な工事を同時に予定がある場合には、リフォーム業者1社で施工が可能なので依頼や打ち合わせ時のメリットがあります。

耐用年数が過ぎてしまっていて屋上やベランダからの雨漏れが心配。雨漏れが発生する前に早めにメンテナンス工事を行いたいなど防水工事を依頼する内容は様々です。

しかし相場価格より極端に安い業者や、極端に工程が少ない工事を施工する悪徳な業者も存在しますので、信頼できる工事を依頼する為にも怪しい業者の特徴をチェックしておきましょう。

ある日突然、訪問営業をしてくる工事業者

事前に連絡が無く突然営業をしてくる業者には注意をする必要があります。「今だけ特別大幅値引きキャンペーン実施中」や「特別モニター価格」などの営業フレーズで工事を進めてくる場合があります。突然営業をしてくる全ての業者が悪質ではありませんが、即決をしないなどの注意が必要です。

メンテナンスや補修の防水工事は施工面積があり高額になりますので、信頼できる業者であるか十分に比較してから工事の依頼を行いましょう。

工事見積り内容が不透明な点が多い業者

防水工事に関する見積項目は専門用語が多くあり、見積書を見ただけではわからない点も多くあると思います。見積書で不明確な点や、不明点は質問して見て業者の返答が曖昧な場合には注意するようにしましょう。

防水工事の契約を急かせる業者

工事見積書が届いた後、すぐに契約まで急かす業者もいますので注意が必要です。工事契約を早くかわすことで他の業者の提案や金額を検討させないようにするなどの意図もありますので、工事契約の際は、焦らずに慎重に行いましょう。

極端な大幅値引きをする工事業者

しっかりとした防水工事を行う為には、規定量に即した材料費とその作業にかかる施工費がかかりますのでそれなりの金額になります。しかし大幅な値引きをした工事金額にはそれなりの理由が存在します。

例えば必要な工程を抜いてしまう事や、防水には適していない安価な塗料を塗るなどが挙げられます。相場価格から大きな乖離がある場合には注意をしましょう。

信頼できる工事を依頼するには業者の選定が一番重要にきますがどのように探すのが良いでしょうか。電話帳で探す、チラシや新聞の広告から探すなどの方法もありますが、自宅の建物状況に合わせた防水工事を、適切な優良業者に依頼するためには「インターネットで探す」という方法をオススメしています。

防水コネクトではお客様の、ご状況をヒヤリングさせてもらって適切な業者をご案内致します。また優良業者を数社比較して見積を取ることもできます。