工場・倉庫・施設における屋上防水工事で大切な6つのキホン知識

作業員不足や資材の高騰要因によりここ数年建築費が上昇傾向にあります。そのような市場環境において新規の工場や倉庫の建設に頼らずに既存の建物を継続的に使用し建築コストを押さえる事も多くなって来ています。

老朽化した設備を継続的に利用するにはメンテナンス工事が必要になり、その中でも防水工事は建物昨日維持の観点からとても大切になります。ここで各施設に必要な防水の基本をおさえていきましょう。

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1.工場・倉庫・施設における陸屋根型の屋上防水工事ついて

工場や倉庫などの施設を継続的に使用して行くには、定期的な点検とメンテナンス工事が必要になりますが、屋上における施工面積は広く多大な資金がかかる為防水メンテンスにかかる設備投資額を事前に採算性を検討する必要があります。

しかし大型の施設の屋根の種類は多様で、防水工法も細分化されており予算を組むのが難しく事もありますが、コスト管理の観点からも工場や倉庫などの大型施設では最適な防水工法を選び信頼のおける工事を依頼する必要があります。ここで工場や倉庫の施設においてポイントとなる防水工事の基本を理解していきましょう。


2.工場・倉庫・施設の防水工事をするにあたりまず確認する事

新築工事と異なり、工場や倉庫などの施設の屋根・防水メンテンス工事においては空調などの設備がすでに設置してあり、その設備の大きさや固定工法などにより防水材の選定や見積もり金額が異なって来ます。まずは可能であれば設置してある設備の確認をしてみましょう。


2-1.配管の確認


工場や倉庫の施設においては水や空気を循環させる為の配管が設置してあることがあります。その配管固定部からの腐食により漏水につながる事もあります。


2-2.立ち上がり障害物の確認


陸屋根屋上の端部にはパラペットがあり、その部分に躯体部材保護を目的とした笠木が取り付けられていることがあります。


2-3.排水ドレン箇所の確認


雨や雪が降った際にその水を排水させる設備がドレンです。工場や倉庫の周囲に森や畑などがある立地条件において、月日の経過の間に草木や土が詰まっており排水機能を果たせない事があります。

しかし通常、ドレンは屋根端末に設置してあり清掃は大変危険ですので無理をせずに専門業者に清掃や相談をしましょう。


2-4.架台周辺の確認


工場や倉庫の施設の屋上に空調などの室外機が設置してある場合には、直接屋根材に置かずに架台の上に設置してある場合がございます。防水工法によっては一時的にその架台を撤去し室外機の下も防水を行う必要があります。


2-5.現状の防水種類・状況などの確認


新築工事時や前回の工事で施工なされた防水工事の種類をまずは確認を行いましょう。仕様書や工事内訳書があるようでしたら書面からヒントが得られるかもしれません。目視の判断で難しい場合には専門業者に見積書などの依頼の際に一緒に確認を行ってもらいましょう。


2-6.防水箇所の不具合状況


工場や倉庫の屋根は夏期には紫外線にさらされ、冬季には低温の状態が続き防水材にとっても厳しい環境にあり、耐用年数が近づいたあたりから切れや剥がれなどの劣化が発生する事が考えられます。

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3.工場や倉庫などの中・大型施設の陸屋根における防水工事の種類と特徴

工場や倉庫などの中・大型施設の陸屋根ではフラットで面積が広いことからシート防水などの広大な施工面積に適した防水材で施工なされている事が主ですが、施設の使用目的や形状により様々な防水材で施工されています。ここで各防水材の種類とそれぞれの特徴をご紹介したと思います。


3-1.工場や倉庫における屋上のアスファルト防水

古くから防水材として採用され、その信頼性も高く工場や倉庫などの施設でも広く使用されているアスファルト防水。その特性を活かし、長期にわたって防水性能を維持する工法があります。


中・大型施設においても高い信頼性のアスファルト防水

3-2.工場や倉庫における屋上のウレタン防水

現場での施工時に火を使用しないので都市部における倉庫や工場の陸屋根の防水にも対応可能で、防水シートを必要とするアスファルト防水やシート防水などでは施工が難しい設備が多くある陸屋根でも施工を得意とするのもウレタン防水の特徴です。


他の防水では施工が難しい工場や倉庫などの陸屋根に対応可能なウレタン防水

3-3.工場や倉庫における屋上のシート防水

約1メートル幅のシート材料を貼り付けて行く方法のシート防水は面積の広い平らな形をした陸屋根において工事期間が短くすみ多くの施設で施工されています。


工場や倉庫の屋根において施工速度に優れたシート防水

3-4.工場や倉庫における陸屋根のFRP防水

強化プラスチックを塗り重ねて防水層を形成していくFRP防水は、強度のある防水層を形成できるので倉庫の屋上を駐車場に利用したい時に使用される事もあります。


工場や倉庫の陸屋根において特殊な用途計画に対応するFRP防水

4.工場・倉庫・施設における陸屋根防水工事の価格・相場

工場や倉庫などの中・大型施設において設備に投じた資金の回収期間を知るためには適切な屋上防水工事に価格を知る必要がありますが、その防水工事は数種存在し各防水材の価格や相場を知り比較し検討する事もとても大切です。

ここで倉庫や工場の屋根でしようされる各防水工事の相場価格を把握していきましょう。


4-1.工場・倉庫などの施設における陸屋根アスファルト防水の価格と相場

防水材の中でも防水性能と耐久性が高く、中〜大型規模の陸屋根タイプ工場や倉庫でも広く使用されているのがアスファルト防水です。その工法やタイプは多くあり見積書の確認などの工事依頼の際に、一般的な価格を意識しておく必要があります。


工場屋根などにも使用されるアスファルト防水の価格相場

4-2.工場・倉庫などの施設における陸屋根ウレタン防水の価格と相場

現場にて資材を撹拌し所定量を塗り重ねて施工するウレタン防水は、倉庫や工場の屋上の新築防水工事においてはシート防水に比べコストや工事期間の観点からあまり選定されませんが、メンテンスにおいてはシート防水では施工が困難な箇所に対応ができるため広く施工されています。

既存の防水がウレタンで施工してある場合や、傷みがひどくない場合には密着工法で施工が可能で1平米あたりの工事価格は4,500円〜6,500円が標準的な工事価格の目安となります。


屋上に設備が多い工場や倉庫などの施設でパフォーマンスに優れたウレタン防水

4-3.工場や倉庫などの施設における屋上シート防水の価格と相場

陸屋根型の広い面積における工場や倉庫などの屋根防水に適したシート防水工事の相場は1平米あたり3,000~5,500円と陸屋根における防水工事の中でもコストパフォーが優れています。


フラット型屋根の工場や倉庫などの施設の屋根防水でコスパに長けたシート防水

4-4.工場や倉庫などの施設における屋上のFRP防水の相場価格

工場や倉庫の屋上に駐車場や大型の水槽がある建物で施工が可能なFRP防水工事費は防水工事の中でも高いクラスの1平米あたりの相場価格が6,000~8,000円となり、特殊な使用目的を得意としています。


ハイコストながら工場や倉庫などの施設の屋上を特殊な用途で使用する場合にオススメなFRP防水
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5.工場や倉庫などの施設における屋上の4つの雨漏り原因について

工場や倉庫などの施設は一般住宅に比べ屋根面積が広く建物高さもあり、一度漏水が発生すると個人では屋上の点検や外壁の確認が難しいのが現状です。

必要に応じて専門の業者に点検や相談を行いましょう。ここで良くある漏水原因を見ていきましょう。


5-1.陸屋根ルーフドレンの詰まりが原因

屋上における排水機能であるルーフドレンは、ゴミや土によってつまり排水機能が失われその事によって逃げ場が無くなった雨水が工場内へ侵入することがあります。


定期的に点検を行い工場や倉庫などの施設における漏水を防ぐ

5-2.陸屋根における防水シート重ね部などの剥がれや劣化が原因

工場や倉庫などの施設における屋上の新築防水工事において広く施工されている防水シート材は耐用年数が近づいたあたりから、経年劣化によりシート重ね部や端末部分に剥がれやめくれが発生することがあり、場合によってはその部分から倉庫内へ水が侵入することがあります。


工場・倉庫における屋上を早めの防水点検をして急な工事費用の発生を防ぐ

5-3.屋上の笠木(かさぎ)部分からの劣化が原因

屋上端部に設置されている笠木は、一般の住宅に比べ部材が大きくそれに従い風や地震などによる自然から受ける力も大きくなる傾向にあります。その力の逃げ道が笠木の一部に発生する事により部材の劣化が進み漏水につながる事もあります。


季節ごとの点検を実施して工場や倉庫などの設備の雨漏れを防止する

5-4.パラペットのつなぎ目の隙間が原因

陸屋根型の倉庫や工場などの施設ではパラペットなどの部材間に隙間が設けられていることがありますが、その隙間が長年のゴミやホコリで詰まる事や止水材が切れる事などによりその部分から室内への漏水になることがあります。


周期的な点検をして工場・倉庫・施設屋上に設けられた屋上パラペット部分からの雨漏れを防止する

6.工場・倉庫・施設・屋上防水工事のまとめ

工場や倉庫などの施設は、一般の住宅に比べ工事費用がかかりますがその点検を行うには建物高さが危険を伴うだけではなく、確認面積も広く一人で実施するには難しく建物形状によっては足場が必要になるかも知れません。

このような施設においては必要に応じて早めに専門家に点検を依頼する事をオススメします。防水コネクトではトップコートのみの塗り替え工事も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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